定期健診の必要性

最近は消費税8パーセントがTVなどで報道さてれいますね。実行されるかはともかく、年々増加する社会福祉関係の予算として必要論が言われています。

医療費は、現在過去最高額となっており、医療費の抑制には大きな病気にかからないようにするとか、健康診断を受けるなどひとりひとりが努力していかないと解決できない問題になっています。

歯科としてできることは?という新聞記事のご紹介です。

歯の定期健診を受けている人ほど、年間医科医療費が少ないという結果が出ています。

この新聞記事はトヨタ組合と豊田歯科医師会の調査ですが、他にも、香川県の調査で定期的な歯科健診を全く受けていない方と年に3回以上の定期健診を受けている方では医科の年間医療費が9万円少ないことが分かりました。また、回数も1回よりも3回の方が医療費が少なくなっています。

また、高齢化社会のなかで日本の死亡原因第3位は肺炎で、うち高齢者肺炎の70パーセント以上が誤嚥性肺炎といわれています。原因として、口腔内細菌の増加、口腔機能の低下、嚥下反射の機能低下などがあります。この誤嚥性肺炎の予防にも口腔ケアの必要性が言われています。

「医療費が少ない」ことは「病気になりにくい」ということですので皆さんも歯科健診を受けて健康に過ごしましょう。