夏らしく日差しも強くなってきましたね。
今回は根の病気と根管治療についてお話させていただきたいと思います。
よく歯医者さんで「根っこの先が膿んですね」「虫歯が進行して根の中で炎症を起こしていますね」と言われることがあると思います。根っこの病気ってなあに?どうして根の治療をする必要があるのでしょうか?
神経ま虫歯が進行してしまっ深い虫歯や一度根の治療をして根っこの先が膿んでしまった歯は神経を取り除いたり、根の再治療が必要となってきます。
神経を取り除いてしまえば痛みは治まりますが、治療を途中でやめてしまうと、根が腐ってしまったり歯がボロボロになって最後には抜かなくてはならなくなってしまいます。虫歯が大きくなって歯の神経まで虫歯が進行した場合、根の中がたくさんのバイ菌の住処になってしまいます。この時の症状として歯がズキズキと痛みや熱いものがしみるなどの症状が多いです。そしてバイ菌により根の先に膿が溜まることもあります。
次に根の治療の流れについてです。
①まず、根っこの腐った部分を取り除き丁寧に根っこの掃除と消毒を繰り返します。膿が出なくなるまで何回もおこなったり、以前の詰め物が入ってる場合はさらに作業が加わります。痛みはこの時点で治まりますがここで治療を中断すると再びバイ菌が住みつき治療前よりも悪くなり骨のなかに膿がたまることがあります。
②根っこの中のバイ菌を消毒し根の先の膿が出たら根の中に詰め物をします。その後芯をたて土台になる柱を立てます。
③土台が立て終えたら型を取って被せものを作り装着します。これによりしっかり噛めるようにします。
被せものを入れて治療が終わった後も虫歯になったり歯周病になったりします。自宅でのホームケアと定期的な歯のクリーニングでメンテナンスされることをおすすめします。