こんにちは!今回は子どもの虫歯についてお話します。
子どもの虫歯の原因は大きく分けて3つあります。
1つ目は、大人よりもエナメル質が弱いため虫歯になりやすいため。永久歯は固いエナメル質でコーティングされているのですが、乳歯のエナメル質は永久歯の約半分しか厚さがないため虫歯が進行しやすい傾向にあります。
2つ目は、乳歯の神経の割合が永久歯に比べて大きいため。乳歯は生え変わりするときに乳歯の根を溶かす作用があります。そのため、虫歯が進行し歯が溶け出してしまうと神経に虫歯が早く達成して、痛みもでやすくなってしまいます。
3つ目は、子どもの奥歯が磨きにくいため。大人も同様に子どもの奥歯も磨きにくく汚れが詰まりやすいです。子どもは大人に比べて顎が小さいため、歯ブラシが届きずらいだけではなく、奥歯の表面に小さな溝がたくさんあります。そのため、汚れが溜まりやすい作りになっているのです。お子さんが自分で歯磨きをした後は保護者の方に仕上げ磨きを行うよう心がけましょう。
仕上げ磨きのポイントは歯ぐきと歯の間の汚れを丁寧に磨くことです。子どもの歯ぐきは柔らかいため、歯ブラシの毛先が当たっただけでも痛がる場合があります。なので歯ぐきにあたっても痛くない毛先の柔らかい歯ブラシで丁寧に磨くことで虫歯予防につながります。