こんにちは!歯ブラシを使った歯の磨き方にはたくさんの種類があるってご存知ですか?今回はいくつかの方法を教えたいとおもいます。
①水平法(横磨き)
歯ブラシの毛先を歯面に直角にあて横方向に大きく動かす方法。ほとんどの小児に歯ブラシを持たせると無意識に行う、極めて単純な運動なのです。力が入りやすく、大きく動かしてしまうので、長期間に渡り歯磨剤(歯みがき粉)を併用して行うと、楔状欠損や歯肉退縮をおこしやすいので注意してください。
②垂直法(縦磨き)
歯ブラシの毛先を歯面に直角にあて口を閉じた状態で上下に動かす方法。力強く行うと歯肉退縮や摩擦傷を起こしやすいです。
③フォーンズ法(描円法)
上下顎を切端咬合し、毛先を歯面に直角にあて大きな円をたくさん描くように動かしていく方法。唇側頬側に適している。比較的簡単で小児への指導の際用いられる。舌側では円が描けないので上下別々にスクラッビング法を用いる。
④スクラッビング法(=スクラブ法)
横磨きのストロークを1㎝以内の小刻みな動きににし、歯面にぴったりと沿わせる。唇側咬合面には垂直に舌側では直角~45°に保ち、軽い力で行う。前歯部舌側は歯ブラシを縦に使い1歯ずつの垂直ほうを行う。
これら以外にも様々な磨き方があります。自分の歯にはどんな磨き方がよいか一度確かめ日ごろから虫歯ゼロの歯を心がけましょう!