師走に入り、冷え込みもいっそう厳しくなってきましたね。
インフルエンザも流行し始めているので、体調管理には十分に気をつけたいものです。
さて今回は、検診についてお話したいと思います。
皆さんは、歯科検診に行かれているでしょうか?
食後の歯磨きをされている方は多いと思います。最近ではフロスや歯間ブラシもいろんな種類を見かけますね。
毎日丁寧に磨いても、なかなか完璧に磨くことは難しいものです。
歯科検診ではお口の中の状態を確認し、お掃除をしていきます。
歯石は、歯に残っていた歯垢がこびりつき固まったものです。歯ブラシだけでは、取り除くことができないため専用の器具でお掃除をしていきます。
当院でも歯が欠けたと来院されてお口の中を見たら歯石だったということがあります。
人によっては一度のお掃除ですべての歯石を取り除くのが難しい方もいらっしゃいます。
目に見える歯石は白い色をしていますが、目に付かない歯と歯茎の間(歯周ポケット)の歯石は黒い色をしているんですよ。
虫歯が0に見えても、歯石を残したままだと歯周病が進行し、将来的に歯を失うことになるかもしれません。
お掃除は、年に3~4回が効果的だといわれています。だいたい3~4ヶ月に一度のペースです。
人によっては、回数が多く面倒に感じてしまうかもしれませんが、自分ではなかなか気づくことの難しい初期虫歯などお口のトラブルは多いものです。
いつまでも、自分の歯で食事することができるようにお口のメンテナンスをしませんか?