こんにちは!
皆さんは、自分の歯の本数をご存知ですか?
一般的に子どもの歯は上下で20本、大人の歯は28本(親知らずがすべて生える人は32本)歯が生えています。
ですが何らかの事情により、歯を失ってしまうことがあります。
今回はその中の一つ誰にでも起こりうる症状、歯のヒビについてお話ししたいと思います。
歯にヒビが入っているからといって必ず歯を失ってしまうわけではありません。
歯の表面のエナメル質のヒビは、40代以降の方には自然とできてくる症状です。
痛みも自覚症状もなく、放っておいても大きな問題にはなりません。
しかし、このヒビが大きくなり象牙質の部分、歯の根にまで達すると歯や歯茎に痛みや腫れを感じたり、歯茎から血が出るなどの症状が出始めます。
象牙質まで達したヒビは虫歯菌が侵入するリスクも高くなり、最悪の場合抜歯する可能性も出てきます。
ヒビは、歯を失う原因で歯周病、虫歯に次ぐ第3位なんです。
ヒビの原因として挙げられるのが、無意識に行っている歯ぎしりや食いしばり、歯への衝撃、噛み合わせの悪さなどがあります。
また、神経を抜いた歯はほかの歯よりももろくなっており、小さな衝撃でヒビや割れにつながってしまうこともあります。
歯にできたヒビは虫歯同様自然治癒するものではありません。
違和感に気づいたら早めにかかりつけの医院にご相談くださいね。